2023年10月12日
長野県軽井沢町にて、宿泊施設に21人槽合併浄化槽の設置工事をご依頼いただきました。

簡易宿所施設への設置でございまして、ものはアムズCXU2-21で21人槽の浄化槽になります。
簡易宿所にはコンパクトな民宿やペンション、スポーツ合宿施設などの宿泊施設が含まれますが、最近は傾向として軽井沢で簡易宿所が増えているかと思います。
ちなみに軽井沢町での浄化槽処理水は、ほとんどが地下浸透させる工法で行われています。
その方法を浸透トレンチ(有孔菅)と言います。

少しご紹介しますと、埋設する管(有孔菅)に直径10mm程度の穴が開いており、そこを処理水が流れていく中で、地面に浸透していくというものになります。

浄化槽のこの工法は軽井沢特有のもので、他の地域ではあまりやられておりません。
またこの地下浸透の許可をもらうためには、写真のような浸透試験を事前に行わなくてはいけません。

浸透試験は、まず地下水の有無を調べるために2,500mm掘ります。
その後、トレンチ設置予定場所に試験孔を3カ所堀り、浸透速度を測ります。(900mm程度)
こうして設置後も適切な運用ができるように、丁寧な施工を行っていきます。
弊社トーワ商事は多くの施工実績を元に、各地域の設置基準や敷地状況に合わせて適切かつスムーズな施工を行っております。
個人様宅から大型浄化槽の設置まで、お気軽にお問い合わせください。